「わさびの花」の食べ方を知りたい方へ。
本記事では、「わさびの花」の食べ方を紹介しています。
「わさびの花」を頂いたのですが、これどうやって食べるんでしょうか?
まぁ結構レアな食材だからわかんよね。
おけ。田舎に住んでいて、「わさびの花」を毎年もらうのワイが行っている食べ方を紹介するで。
「わさびの花」食べ方は?

「わさびの花」は〈花わさび〉とも呼ばれ、茎や花の部分を食します。
食べ方はさっと茹でて、醤油漬けや酢漬けにすることが多いです。
ちなみに「わさび」と聞くとすりおろしたモノをイメージするが、あれは根の部分であって、沢で育てられているんや。
一方この〈花わさび〉は畑で育てられていて、茎や花を食べるんやで。
ちなみに、わさびそのものは全く同じ品種で、育て方が違うだけなんやで。
そうなんですね、知りませんでした。
区別するために、すりおろして使う、沢で育てられたわさびを「沢わさび」。
茎や花を食べる、畑で育てられたわさびを「畑(はた)わさび」と呼んだりするで。
「わさびの花」下処理

生でも食べられなくはないが、辛味や風味が弱いので、さっと茹でることで辛味と風味を出すんや。
辛味や風味はかなり不安定なんやが、わさび農家のおっちゃんに教わって少しワイがアレンジした方法を紹介するで。
準備するもの
花わさび
80℃のお湯
温度計
鍋
麺棒
ザル
保存ビン(煮沸しておく)
煮沸に関しては別記事に書いているので、知らない場合は読んでみてな。
方法
1.叩く

「花わさび」は水で洗い、麺棒で軽く叩きます。
軽くでええで。
この工程はやらんでもええけど、ワイの体感としてはやった方が辛味が増す気がするから行っているんや。
やらない人は、次の工程からやってな。
2.切る

食べやすい大きさに切りましょう。
葉っぱは縮むので、大き目に切っても大丈夫です。
好みの大きさに切ってな。
3.茹でる

80℃のお湯に「花わさび」を入れましょう。
「花わさび」を入れると温度が下がるので、再び加熱し80℃にして1~2分程茹でましょう。
80℃以上だと、辛味&風味がとんでしまったり、低くても辛味と風味が出にくかったりするので80℃がベストやで。
これに関してはなんでかわからんが80℃って教えられたんや。
1、2℃の誤差はええが、できるだけ80℃をキープしてな。
ちなみに過去に沸騰したお湯でやってみたら、辛味と香りがほとんどせんかったので、農家のおちゃんの知恵はすごいんや。
4.詰めて密封
茹であがったらザルにあげ、水気を切ったらすぐにビンなどの密封容器に詰め、蓋をします。

すぐに入れて密封しないと、どんどん辛味と風味がとんでいくので急いでな。
熱いので火傷には注意や。
5.放置
密封したまま常温で3時間ほど放置します。
辛味や香りを安定させるためらしいで。
下処理はこれで完了や。
あとはお好みで調味料と合わせればええで。
これを、使って、醤油漬け、酢漬け、などにすればいいわけですね。
そやね。
酢漬けが一般的ではあると思うが、ワイ個人的には醤油漬けがオススメなので、最後にその作り方も紹介しておくで。
とっても簡単や。
「わさびの花」オススメ調理法【わさびの花の醤油漬け】作り方

材料
醤油 適量
下処理した「わさびの花」
作り方
1.注ぐ
下処理した「わさびの花」に醤油を注ぎます。

2.漬ける
蓋をし、1日ほど冷蔵庫で漬けましょう。
3.絞る
ボールにザルをかまし、中身を出します。
醤油は保存ビンに戻し、わさびは軽く絞りましょう。

完成:【わさびの花の醤油漬け】

これは、なかなかツーンとした辛さが美味しいです。
味が濃いので、つまみにいいかもしれないですね。
そやろ。つまみにも、ご飯にもぴったりや。
ただし、しょっぱいので一気に食べすぎないように注意やで。
漬けてあった醤油は、ワサビの香りのする醤油なので、色んなものにかけてみてな。
今回は以上や。