料理初心者向け|「煮沸消毒」とは?意味・方法・注意点についてまとめ

料理

「煮沸消毒」について知りたい方へ

本記事は料理初心者の方に向け、「煮沸消毒」の意味・方法・注意点についてまとめてみました。

ジャムやピクルスなど、ビン詰めの料理をする際には参考にしてみてください。

ジャムを作ろうとしたら、ビンを「煮沸消毒」と書いてあったんですが、どうすればいいのでしょうか?難しいのでしょうか?

いんや、何も難しいことはない。

おけ。今回は、「煮沸消毒」について説明していくで。

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「煮沸消毒」とは

「煮沸消毒」とは、沸騰したお湯にビンなどの容器を入れて、熱の力で容器を消毒する方法です。

特別な道具も使わないで、家庭でできる簡単な消毒方法になります。

ジャムやピクルスなどのビン詰め料理に使われることが多い消毒法や。
また哺乳瓶も「煮沸消毒」がよく使われれるで。

「煮沸消毒」の目的

モノには様々な菌、いわゆる雑菌が付いています。

洗剤などで洗っただけでは、この雑菌は完全に落とすことができません。

「煮沸消毒」の目的は、熱の力でこの雑菌を減らすことになります。

雑菌を減らすことで、食品をより長く保存することができます。

もし消毒をせず、雑菌が多い状態で食品を入れてしまうと、傷んだり、食中毒の原因になってしまう可能性が高くなるんや。

また、赤ちゃんはまだ免疫が弱いので、雑菌に対する抵抗力が弱いことから、哺乳瓶を「煮沸消毒」するってことやね。

そうなんですね。でもアルコールとかで消毒ではダメなんでしょうか?

ダメではない。アルコール消毒でもいい。

ただし、ノロウイルスなどアルコールが効かない種類もいるので、「煮沸消毒」の方が効果範囲が広い。

また、大人なら多少のアルコールが体内に入っても問題はないが、赤ちゃんにはよくないので、哺乳瓶は「煮沸消毒」がええ。

まぁ状況によって使い分ければいいと思うで。

「煮沸消毒」の方法

※必ず耐熱(100℃以上)の容器でやってください。

沸騰したお湯を使うので、くれぐれも火傷に注意してな。

■準備するもの

深めの鍋

トング

キレイな布巾

1.お湯を沸かす

水を鍋に入れ、沸騰させます。

ビンなど場合、耐熱でも温度差があるとヒビや割れたりするので、水から入れておくとええで。

その場合は、沸騰してからの時間でカウントしてな。

2.煮る

沸騰したら、「煮沸消毒」したいモノを入れ、5分~20分加熱します。

鍋が浅くて全部漬からない場合は、トングなどでこまめに動かしながら加熱してください。

ジャムなどの保存容器に使う場合は、時間は短くても5分ぐらいでいいと思うで。
長くても20分ぐらいが目安かな。

3.乾燥

トングなどを使い、お湯から出し、きれいな布巾の上で乾燥させましょう。

この際、蓋とビンは逆さかにして乾燥してください。

なんで逆さにするんですか?

これは水を切るのと、せっかく消毒したのに空気中のホコリや雑菌が再び入るのを防ぐためや。

無菌空間でない限りは【空中落下菌】という、目には見えない浮遊している菌が自然に落下しているんや。

なので上に向けておくとこの菌が再び入ってしまうので、下を向けておくということやね。

「煮沸消毒」の注意点

注意点は、3つ

1.耐熱のモノを使用する

2.温度と時間に注意

3.極力触らないする

です。

1.耐熱モノを使用する

「煮沸消毒」する場合は、当然ながら100℃以上の温度に耐えられる、耐熱のモノを選びましょう。

耐熱温度が100℃以下の場合は、当然ながら煮沸できません。

耐熱の温度は必ず確認しましょう。

またガラス製品の場合は急激な温度の変化により、ヒビや割れてしまう可能性があります。

加熱する際は沸騰したお湯にいきなり入れるのではなく、〈水から入れておく〉という方法を取るといいです。

プラ製品は、どうすればいいのでしょうか?

プラ製品は、耐熱であれば短時間なら問題はないが、ポリカーボネート樹脂を含む製品は、体に良くない物質が出てくるので、あまりやらん方がええで。

2.温度と時間に注意

温度は100℃。

つまり、ボコボコ沸騰している状態です。

時間は、100℃なら5分ほどで効果を得られると言われています。

なので「煮沸消毒」は、100℃を維持しながら最低5分は加熱しましょう。

あくまでこの「煮沸消毒」は、100℃で死滅する細菌のみに有効なので、中には100℃で死滅しないやつもいるので、なんにでも有効という訳ではないことは覚えといてな。

100℃に耐えるとか、恐ろしや。

また参考までに、食中毒の原因である有名な〈O-157〉と〈ノロウイルス〉の殺菌温度と時間を載せておきます。

どちらも、熱による殺菌温度と時間が決まっており、

・〈O-157〉の殺菌時間は75℃1分以上

・〈ノロウイルス〉は85℃1分以上

が殺菌時間となっています。

なので「煮沸消毒」の場合、はO-157にもノロにも有効ってことやね。

3.極力触らないようにする

手にも、雑菌は付いています。

せっかく煮沸消毒したのしたのに、手でベタベタ触ってしまっては意味がありません。

なので基本、食品を入れるまでは極力触らないようにしておきましょう。

熱いですし。

ふと思ったんですが、早く乾燥させるために、内側をタオル・付近などで拭いてはいけないんですか?

あまりよろしくはない。

タオルや布巾が、滅菌処理されて全く菌のいない状態のモノなら問題ないが、使っていたものには、少なからず雑菌が付いているので、極力自然に乾燥させた方がええ。

また拭くと、タオル・布巾の繊維が残ってしまう可能性もある。

なるほど。

まとめ

「煮沸消毒」は、

●沸騰したお湯ビンなどの容器を入れて、熱の力で容器を消毒する方法。

●特別な道具も使わないで、家庭でできる簡単な消毒方法。

●雑菌を減らすのが目的。

●方法は、沸騰したお湯で5分以上煮る

●注意点は、耐熱のモノを使用し、時間と温度に気をつけ、極力触らない。

とまぁこんな感じや。
「煮沸消毒」結構簡単にできるけど優秀なんや。

くれぐれも火傷には気を付けてな。

今回は以上や。

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