「イノシシ皮」をなめしてみたい方へ
「イノシシ皮」を保存したいのですが、やり方がよくわからずに困っています。
「イノシシ皮」をなめして保存する方法が知りたいです。
このようなお悩みを解決します。
おけ。田舎に住んでて実際にイノシシの解体もやったことのあるワイが、子イノシシ皮をなめした方法を、写真付きで解説するで。
記事の内容は「イノシシ皮」のなめし方です。
子イノシシ皮をミョウバンなめしで、行っています。
皮なめしは正直、時間も手間もかかり大変です。
しかし、頂いた命を無駄にしないために、皮まで使ってあげたい人は参考にしてみて下さい。
本記事の内容は以下の通りです↓
子イノシシの皮を使ってミョウバンなめしする方法

子イノシシの皮のなめし方は、
洗浄⇒掃除⇒なめし液につける⇒乾燥
です。
詳しい手順、準備するものは以下の通りになります。
準備するもの
ナイフ
洗濯洗剤
〈なめし液に使うモノ〉
大きめの深い容器(今回は大きなバケツ)
水 4リットル
ミョウバン 100g
塩 160g
おもし
〈乾燥の際に使うモノ〉
板
画鋲もしくは釘
とんかち
方法
1.皮を洗浄
バケツなどに水を張り、そこに皮と洗濯洗剤を入れてよく揉み洗いします。

結構汚れているので、何回か水を替えながら洗いましょう。
次にホースジェットがある場合は、皮の毛の面を洗い流しましょう。

表面に付いた汚れ、ダニなどを落とす作業やね。
2.皮下脂肪を掃除
バケツを逆さまにして皮の裏面を上にしてのせ、腐る原因にもなる皮下脂肪をナイフを使い取り除きます。

白くブニュブニュした部分は脂肪なので全て取り除きます。
掃除後はこのようになります↓

この脂肪を取る作業は非常に時間がかかって面倒なので、頑張ってな。
3.なめし液につける
今回はミョウバンなめし法なので、ミョウバンを使用します。
ミョウバンはドラックストアにも売っています。
皮が全体浸かる位の水量を準備し、そこに、塩、ミョウバンを入れてかき混ぜます。

皮をなめし液に漬け、水面に皮が出ないようにおもしをします。
1週間程漬けましょう。
その際、毎日1度は上下をひっくり返します。
4.乾燥
1週間程したら、皮を握るか、つねってみて、白い跡が残ればOKです。
干します。

乾燥する際は、毛面を表にして、大きめの板に打ちつけます。
皮は乾燥すると縮むので、しっかり打ちつけましょう。
風通しのいい所で日陰干しします。

3日位乾燥させたら、今度は裏面を乾燥させましょう。

5.完成
全体的に、水分が抜けカピカピになれば完成です。

結構時間がかかるんですね。大変そうです。
でも、頑張ってやってみたいと思います。
大変なんで頑張ってな。
できた皮は、新聞紙などに包んで保存すればOKやで。
好きなように加工してな。
今回は以上や。みんなも機会があったらやってみてな。