皆さんは、「ところてん」の作り方をご存知でしょうか?
「ところてん」は「天草(てんぐさ)」という海藻を煮込んで抽出した液を固めて作ります。
本記事では、その「天草」を使い「ところてん」を作る方法について解説しています。
「天草」をあまり手に入れる機会はないかもしれませんが、もし「天草」を手に入れた際には「ところてん」の作り方の参考にしてみて下さい。
良いですね「ところてん」。
これからの暑い時期にもってこいなうえ、ヘルシーですからね!
でも、実際「天草」から「ところてん」作ったことないです。
どうすればいいんでしょうか?
まぁ確かにあまり作り方知らんかもね。
だが、実はそんなに難しくはない。
しかも、少量の「天草」で結構「ところてん」できるから、是非チャレンジしてみると良いで。
「ところてん」の作り方!「天草」から作る方法を解説!!

作り方としては「天草」を煮てその煮出した液を冷やし固める感じやで。
動画
材料(約5人前)
「ところてん」
乾燥天草(伊豆産) 25g
米酢 大さじ1(15g)
水 1ℓ
「タレ」(合わせるだけ)
酢 大さじ1(15g)
醤油 大さじ1(15g)
作り方
1.「天草」を洗う
表面に付いた、ゴミや貝など要らないモノを落とすため、水で軽く揉み洗い2~3回します。

2.水に漬ける
鍋に「水(1ℓ)」と「天草」を入れ、置いておきます。

時間は、8~24時間位置いておくのが理想的ではあるけど、別に1時間とかでも大丈夫やで。
3.煮る
先程「水」につけておいた「天草」をそのまま火にかけ煮ます。
最初は〈強火〉で加熱し、沸騰したら「米酢」を入れましょう。

「米酢」を入れたら沸騰を維持できる弱火にし蓋をして、30分煮ます。

煮るときに「酢」のニオイが気になる人は別に入れなくても固まるので大丈夫やで。
好みでやってな。
4.こす
1番下に〈ボール〉、その上に〈ザル〉、その上に〈さらし〉を置いて茹で汁をこぼします。

〈さらし〉は無くてもかまへんけど、〈ザル〉だけだとこしきれない「天草」が入ってしまうので、使った方が仕上がりが綺麗やで。
〈さらし〉がある場合は、トングなどで「天草」を絞り、液を無駄なく抽出しましょう。
「天草」生ごみで捨てましょう。

5.型に入れ冷ます
タッパーなどの容器に先程こした液を入れ冷まします。

冷ます際は氷などを下にかまして、すぐに冷ますのがええけど、ない場合は涼しい所に置いて冷ますんやで。
6.冷やし固める
冷めたら冷蔵庫に入れ固めましょう。

1時間もすれば固まるで。
7.仕上げ
固まった「ところてん」を〈ところてん突き〉の幅に切り分け、中に入れます。

入れたら、〈ところてん突き〉の棒で、作っておいたつゆの中に押し出しだします。

「ところてん」はこの〈ところてん突き〉で突き出すことであの形になるんや。
〈ところてん突き〉はAmazonとかにあるで。
最後に、お好みで「青のり」「わさび」などをのせれば完成いです。
完成:手作り「ところてん」

他にもトッピングは「からし」「胡麻」などもオススメや。
つゆも「酢+醤油+砂糖」とかもしくは「黒蜜」とかでも美味しいで。
しっかりとした硬さ、「天草」の香りがして美味しいです。
手作りだと色々つゆが試せるのも良いですね。
25gの天草で5人前もできるのは良いです。
残りは冷蔵庫で保存で大丈夫でしょうか?
そやね。ただし、「ところてん」離水しやすいから、保存するなら、残りに「水」を入れてタッパーで保存するのがオススメや。
あとあまり長持ちしないから、少なくとも2日位で食べる方がええで。
大量に作り置きってのができんから、食べきれる量で作るのをおススメするわ。
そうなんですね。承知しました。
皆もおうちで「ところてん」作ってみてな!