「あしたば」「つわぶき」「つくし」の簡単解説と茹で方とは?
あしたば(明日葉)
日本原産の植物で、伊豆諸島・半島、三浦半島、暴走半島、紀伊半島に生息します。
「天ぷらや」「おひたし」「バター炒め」など、クセのある香りを抑える調理法が一般的です。
新芽を摘んでも、明日には芽が生えているくらい成長が早いことかが「明日葉」の由来です。
あしたばの茹で方(下処理)
①沸騰したお湯に「あしたば」を入茹でます。
長くても1分位茹でればいいでしょう。
②茹で上がったらゆで汁を捨て冷水に落とします。
③水気を絞ったら、お好きな料理にしましょう。
「おひたしなどが一般的です。」
「天ぷらにしたい場合は、茹でずにそのまま揚げましょう」
「他にはこんなレシピもあるで↓」
過去記事:「あしたば」について簡単まとめ|おいしい食べ方「あしたばのペペロンチーノ」のレシピ
つわぶき
日本に広く分布し海辺に多く生息しています。
地域によっては「若い芽」は食用にされます。
つわぶきの茹で方(下処理)
⓪カサの部分は食べられないので外しておきます。
①沸騰したお湯に入れます。
茹で時間は30〜1分位で大丈夫です。
②茹で上がったら
水に落として、粗熱をとりましょう。
皮は硬いので剥きましょう。
簡単に剥くことができます。
「おひたしなどで食べることが多いです」
つわぶきに毒!?
ピロリジジンアルカロイドという毒性を含むため、軽く茹でてから皮を剥き、水に30分位さらして灰汁(あく)を抜く必要があります。
らっこックも経験上食用にする場合は、産毛の生えているモノを使います。
茹でて、水にさらし皮を剥いて調理をします。
しっかりと灰汁を抜くことを守りましょう。
どうしても心配ならば、食べない方が無難です。
「無理して食べる必要はないからな!」
つくし(土筆)
全国に自生している植物で、畑、畝(うね)などでよく見かけます。
食用になり、春の訪れを感じさせてくれる植物です。
「ちなみにビタミンEは野菜の中でもトップクラスと言われているで」
つくしの茹で方(下処理)
⓪袴(はかま)と頭は食べられないのではずしましょう。
沸騰したお湯に入れ、1分位茹でましょう。
アクが強い植物ですが、少量ならアクや苦みもあまり感じないので、茹でこぼしはしなくても大丈夫です。
茹で上がったら皿などにあげ、水を切りましょう。
「卵とじ、佃煮やおひたしなどが一般的です」
「つくし」には毒が!?
「つくしには毒があると聞いたことがありますが食べても大丈夫なのでしょうか?」
「毒はあるにはあるが、食べすぎなければ問題ないで」
「つくし」には、少量ながら毒があります。
これは植物に含まれる、アルカロイド(植物毒)といって、医療現場でも使われている成分です。
大量に摂取すると、麻痺(まひ)や幻覚症状が現れたりしますが、「つくし」に含まれるのは微量なため気にする必要はあまりありません。
心配であるならば、持病を持っている人や、小さいお子様は避けた方が無難でしょう。
「ほんとごく少量なんよ」
【春野草】を使って作るおいしくて簡単な、混ぜご飯の作り方レシピ
材料
あしたば 2~3束
つわぶき 3~4本位
つくし 3~4本位
麺つゆ 150CC位
砂糖 3g(適量)
ご飯 1合
作り方
①下処理済みの野草を食べやすい大きさに切る
お好みの大きさに切りましょう。
あしたば
つわぶき
つくし
※切れたら、各種少しずつ盛り付け用にとっておきましょう。
②味付け
麺つゆを入れ、
少し砂糖を加えます。
1度沸騰させたら、あしたば、つわぶき、つくしを入れましょう。
もう1度沸騰させたら
ご飯に混ぜ合わせ、
茶碗などに盛り、
最後に取っておいた、あしたば、つわぶき、つくしをのせれば完成です。
【春野草】を使って作るおいしくて簡単な、混ぜご飯
まとめ
「春にしか味わえない」
それぞれ、香りが独特なので、とても美味しい混ぜご飯となっています。
下処理は、「つわぶきも」はゆで上げたら長めに水にさらしておくだけなので放置でOKです。
つくしの灰汁が気になる人は茹でこぼしをするといいでしょう。
下処理した春の野草を味をつけて、ご飯に入れるだけなのでとても簡単にできます。
気になった人は参考にしてみて下さい♪
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