「今回の食材は、【ふきのとう】や!」
「フキノトウ?」
「なんや知らんのか?しゃーない教えてあげよう。」
「ふきのとう」についての簡単まとめ
「ふきのとう」とは、「ふき」という植物の花茎(かけい)です。
「食用部分は〈つぼみ〉、花茎とは花だけつける茎のことや。」
ふきのとうは独特な芳香、苦みをもっていて古くから食用とされています。
主に和食の和え物や佃煮、天ぷらなどに利用されます。
食べる際は、天ぷらなどはそのままでも大丈夫ですが、おひたしや、佃煮にする場合は茹でこぼしをし、あく抜きをするのが良いでしょう。
「旬はいつなんですか?」
「春先やな。」
ふきのとうの栄養
「ふきのとう」にはフキノリドという香り成分が含まれており、消化液の分泌促進作用があり消化促進につながります。
「今回はこの独特な芳香を活かして、クリームパスタにしたいと思います。」
「ふきのとうの苦味とクリームソースは相性抜群やで。」
「おいしそう。」
ふきのとうのクリームスパゲッティの作り方
材料
スパゲティ 1.7mm 100~150g ※標準が100g位
〈ソース〉
玉ねぎ 1/4個位
ベーコン お好きな量
ふきのとう 5〜7 個(今回は使い切りたいため10個ぐらい使用)
白ワイン 50gぐらい
クリーム 50gぐらい
※細切りチーズor粉チーズ お好みで
※なくてもいい。
作り方
1.材料の下処理
玉ねぎ
食べやすい大きさに切りましょう。
ベーコン
5㎜から1㎝幅に切りましょう。
ふきのとう
ふきのとうは灰汁(あく)が強いので、2~3回茹でこぼししましょう。
「苦味が気になる人は多めに茹でこぼしをするとええで。」
沸騰したら
お湯を捨て、水を注ぎまた沸騰させましょう。
これを2~3回繰り返しましょう。
途中で盛り付け用に1つ取り出しておきましょう。
水気を絞っって細かく刻みましょう。
2.ソースベースを作る
油を引いたフライパンにベーコンを入れ炒めましょう。
ベーコンがある程度色づいたら、玉ねぎを加え炒めます。
軽く塩を振りましょう。
先程刻んだふきのとうを加え、軽くフライパンをあおるなどして混ぜ合わせます。
白ワインを入れ、
アルコールを飛ばし、煮詰めます。
これでソースのベースは完成です。
3.仕上げ
パスタ(スパゲティ1.7mm)を茹でましょう。
茹で水は0.5~1%の塩水です。
茹で上がったら、温めなおしたソースにからめましょう。
火を止めるか、弱め、クリームを加えます。
弱火で加熱しながらソースを絡めていきましょう。
最後に塩とゆで汁で味を調整し、盛り付けます。
4.盛りつけ
「ひねりながら皿に盛ると綺麗に盛れるで。」
お好みで細切りチーズや粉チーズをのせるといいでしょう。
最後に先程の茹でた、「ふきのとう」をのせ、
完成です!!
〜ふきのとうのクリームスパゲティ〜
まとめ
「ふきのとう」は個体によっては苦味が強いときがあるので苦手な方は、茹でこぼしの回数を増やすといいです。
一緒に入れる具材は、ソースがクリームなのでキノコ系を入れてもいいと思います。
最後の仕上げに粉チーズ等を入れても良いですが、ソースが重くなるので好みで入れるといいでしょう。
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