「皆さんこんにちは、スーパーに行ったら珍しい野菜を売っていました。」
「なので今回は、それを使って料理したいと思います。」
「売っていたのはこちら!」
「フェンネル」です。
「フェンネルってなんぞ?と思ったそこのあなた!!」
「簡単に解説してあげましょう!」
「フェンネル」についての簡単解説
フェンネルとはなんぞ?
「フェンネル」とは別名「ういきょう」とも呼ばれる、セリ科の植物です。
主に、インド、中国、エジプトなどで栽培され、日本でも長野、岩手、富山などで栽培されています。
フェンネルの用途
西洋料理では「葉」は主に「魚料理」の臭みけしなどとして使用されます。
「種」は強い甘い香りと、苦味があり、香辛料、ハーブティーとして利用されたり、します。
香辛料としては、カレー・ピクルスなどに使用されることが多いです。
ハーブティとして飲むと、「消化促進作用」があるとも言われています。
「根」の部分は食用にもなり、煮物やスープ、サラダなどに使われます。
食用以外の利用も優秀で、精油、芳香剤などとしても利用されます。
「優秀なハーブやな」
「なかなか丸々売ってなんだけど、なぜか田舎スーパーに売ってた(笑)」
「なので今回はこいつを使って思いついた料理を作ります!」
「名付けて!〈フェンネルと牡蠣のフリッター クリームソース和え〉です!」
「フェンネルと牡蠣のフリッター クリームソース和え」
「凄い美味しかったので、参考にして作ってみてくれい!」
材料
(2~3人前)
丸のフェンネル 1/2株
牡蠣 1パック
〈衣〉
天ぷら粉 適量
炭酸水 適量
〈ソース〉
玉ねぎ(中) 1/2
ぶなしめじ お好みで
白ワイン 50ml
クリーム 50ml
作り方
①材料の下処理
牡蠣
小麦粉を加え揉みます。
※使うのは強力、中力、薄力、片栗、粉なんでもいいです。
「牡蠣の汚れを落とすためなので、そんなに沢山入れなくてええよ。」
水で小麦粉を洗い流しましょう。
軽く揉みながら流水にあてて、粉を落としましょう。
水が濁ったら新しい水に代えましょう。
2~3回すすげばOKです。
洗い終わったら水気を切っておきましょう。
「牡蠣って意外に汚れてるんや!」
フェンネル
今回は半分だけ使うので半分にします。
根の部分を切り落とし、汚い部分は包丁などで削っておきましょう。
根と茎の部分は切り離し、根の部分は食べやすい大きさに切ります。
今回はくし切りにしました!
茎の部分も食べやすい大きさに切りましょう。
この際葉の部分は別にしておきます。
別にしておいた葉は、細かく刻んでおきましょう。
「刻まないでそのまま揚げても良いですが今回は刻んで衣に入れてみましたん。」
玉ねぎ(ソース用)
適当に1~2ミリ幅に切りましょう。
ぶなしめじ(ソース用)
石突を落として縦に割いておきましょう。
②ソースのベースを作る
フライパンに油を引き、玉ねぎ、ぶなしめじを炒めます。(軽く塩する)
全体的にしんなりしてきたら、白ワインを加えアルコールを飛ばし
煮詰めておきましょう。
「クリームは仕上げの直前でいいよ!」
③衣を作る
刻んだフェンネルの葉に天ぷら粉を加え、
炭酸水を入れましょう。
「水でもいいけんど、炭酸水の方がカラっと揚がるん。」
「まぁなんでもいいよー」
混ざったらそこに「牡蠣」をいれ混ぜましょう。
「面倒だから、まとめて入れたので、気になる人は1個ずつつけながら揚げてね♪」
④揚げる
牡蠣
先程の衣をつけた牡蠣を180~190℃揚げ、ましょう。
「温度計ったことないけど、たぶんそれくらいや(笑)」
揚がったらキッチンペーパーなどを敷いた皿にあげておきましょう。
「ちなみに牡蠣にはあの極悪非道な〈ノロウイルス〉がいる可能性があるから加熱は中までしっかりしようね!」
フェンネル
先程の残りの衣をフェンネルにつけ、揚げていきましょう。
すぐに火は通りますが、わからない場合は食べてみてホクホクしていたらOKです。
「状態がわからなかったら食べておしまい!!」
揚がったら、キッチンペーパーなどを敷いた皿に揚げ油を少し切りましょう。
「ここである程度油を切っておくと、ソースと和えても重くなりにくいヨ!!」
⑤仕上げ
②で作ったソースのベースにクリームを加え、弱火で温めます。
クリームは、動物性でも植物性でも構いませんが、クリーム高いので植物性を使っています。
「動物性クリーム高すぎ!!」
クリームを入加熱したら、揚げた「牡蠣」「フェンネル」を加えソースと絡めましょう。
ソースと絡まったら、塩で味を整え盛り付けましょう。
⑥盛り付け
皿にレードルなどで盛り、
細切りチーズ、
フェンネルのフレッシュをのせ、完成!!
「フェンネルと牡蠣のフリッター クリームソース和え」
まとめ
「フェンネル」は結構クセのある香りがあるので、好みは分かれるかもしれません。
個人的には、食材としてはとても優秀だと思います。
今回の料理は、「牡蠣」を使用していますが、サーモンでもタラでも好きな魚介食材でいいと思います。
肉でやるなら鶏か豚が無難でしょうか。
フェンネルの特有の甘い香りが気になる人も、この1度揚げている状態でソースな絡めれば多少食べやすくなるかもしれませんので、機会があれば試してみて下さい♪
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