こんにちは、本日は2月3日は節分でもありますが、「恵方巻き」の日でもありますね。
突然ですが皆さんは、「えほロス」という言葉をご存知でしょうか?
「あんまり聞いたことないかもしれないね!」
「えほロスとは、〈恵方巻きロス〉のこことやで!」
つまり、「食品ロス」の中の「恵方巻きのロス」にあたります。
私自身もあまり詳しくないのですが、食に携わる者としてはあまり関係のないことでもないので今回簡単にまとめてみました。
尚「恵方巻き」自体を否定するつももありません。
あくまで「恵方巻き」のロスの現状認知に少しでもつながればと思います。
「えほロス」って?食品ロスからみる「恵方巻き」についてまとめてみた
「えほロス」とは?
先程も述べた通り「恵方巻きのロス」のことです。
早い話が、まだ食べられるのに捨てられる「恵方巻き」のことです。
売れ残って廃棄されたり、食べきれなくて捨ててしまうモノなのでもったいないですね。
「もったいないオバケ出るぞ。」
「えほロス」の具体的な数値
廃棄される恵方巻きの金額は年約10億2816万円――。経済効果の研究で知られる宮本勝浩・関西大名誉教授が、そんな推計を1日、発表した。宮本教授は「食糧不足が問題になっている国もあり、これだけの廃棄が毎年繰り返されるのは本当にもったいない。歯止めをかけるきっかけになれば」と話す。
朝日新聞デジタル:恵方巻き廃棄、年10億円超 試算の研究者「驚いた」より引用
「とてつもない莫大な金額!!」
「もう少し具体的に計算してみたいと思います!」
「えほロス」の量簡単に計算してみた!
- 仮定として廃棄される恵方巻きの金額を「10億」とします。
- 恵方巻きの値段を1本400円とし、1本当たりのグラムを300gとし、計算してみます。
「別に頭良い訳じゃないから、違ってたら教えてちょ。」
まず、400円の恵方巻きが何本廃棄されているのか計算します。
廃棄額が10億なので、
1,000,000,000÷400=2500,000
恵方巻き:2500,000本!!
これをgになおすと
2500,000×300=750,000,000
750,000,000g
1㎏は1000gなので、
750,000,000÷1,000=750,000
750,000㎏!!
1tは1000㎏なので、
750,000÷1,000=750
750t!!
つまり「恵方巻き」の廃棄はこの計算だと750tも無駄になっていることがわかります。
「これはもったいないぜ!」
「具体的に減らす対策はないのか?」
※あくまで試算なので正式な数値とは言えません。
「えほロス」の対策
現状考えられる対策は、以下の通りだと思います。
「小さい脳みそからひねりだしてみた!」
◆1人1人が「えほロス」の現状を認知して、ロスを少なくするように心がける
具体的には、
買う際に食べきれる量だけを購入し、残さないようにする。
また作る際は、食べきれる量だけ作る。
残ったものは捨てるのではなく、リメイクなどをし食べる用にする。
◆企業側も対策をする
食べきれる量のモノを販売したり、多く作り過ぎないようにする。
できるだけ廃棄を出さないようにする。
「簡単にはできないのもわかりますが要は消費者・小売り企業の協力が必要!」
近年では食べられる量のモノを販売する企業様や、「えほロス」の認知を広めるべく活動している方も出てきています。
「えほロス」を減らすべく署名活動をしている方なんかも最近はいらっしゃいます。
Stop! えほロスcampaign by SFP – 2019 – ペライチ
「まだ若いのにしっかりしてる!!」
まとめ
「えほロス」に限らず、「食品ロス」関しても日本は先進国の中でも遅れています。
なかなか簡単に「食品ロス」問題を解決するのは難しいですが、何よりもまずは一人一人が認知することが大事だと個人的には思います。
知ったうえで少しでも日常生活で食品を無駄にしない行動をしてくれたら素晴らしいと思います。
「まずは意識からや!」
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